第25回金杯観戦記

 1999.8.15、福山、1600m


■ファン投票結果(何でも3日間で、入場者に投票させたらしい)
1.サンワテイオー  2020票
2.ミナミセンプウ  1314票
3.ピアドハンター  1263票
4.アサリュウキング 1240票
5.ステイブルライン  741票
6.アキフジクラウン  701票
7.ブラウンソプラノ  456票
8.ドミネーター    393票
9.ビンゴトウショウ  369票
10.ゴールドヒリュウ  281票
11.ジョージバロン   238票
12.グレートマルゼン  219票
:
17.モンゴルムーン   139票
■戦前の予想
移籍前ラストラン、そして前走の勝ちっぷりからサンワが本命。
当日は浅くて軽い良馬場ということで、差し馬にも有利ということから2番手候補はステイブルライン(この馬、道悪全然駄目らしいです)、そしてブラウンソプラノ。先行勢のピアドハンター、アサリュウキング、モンゴルムーンは、今回は穴目の役割。(ただしピアドは前走のマイラーズカップを検量で負傷して除外以来で、順調さでは?)ミナミセンプウ、さすがに厳しいが、6月以来をファン投票2位に応えてか?出走してくれただけで良しとすべき。

■レースダイジェスト
モンゴルムーンが例の通り鋭発を決め、2番手にピアド、アサリュウ、その後ろに早くもサンワ、この先行集団にはアキフジも加わり、集団の最後方の絶好位をステイブルがとる。ミナミセンプウ、ブラウンソプラノは後方追走。モンゴルの逃げ脚が軽い。
勝負所の2周目三、四角、モンゴルが予想に反して全然捕まらず、さらに差し馬勢の動きがよくないような・・・そうこうしている間に直線、あれよあれよといううちにモンゴル、逃げ切り快勝!2着争いは先行2騎、ピアドとアサリュウで、アサリュウキング。差し馬勢は、ミナミセンプウが意地と誇りの4着最先着。
福山ラストランのサンワテイオーは結局6着、ステイブルラインは期待を大きく裏切る最下位でした(この大敗、ようわからん。走り詰めだからなのか?)

■モンゴルムーン
よくやったと思います。相手強化、斤量6キロ増、展開不利・・・勝つ要素、単に人気薄の逃げ馬ってだけやってんから。しかしまさか勝つとはね。鞍上の大場徳子(女性)jkは恐らく重賞初制覇。

■配当
単勝 2240円(7番人気)
連勝 3450円(1−7)
※連勝が意外に安いのは、ピアドと同枠のため、先行馬同士の穴目だったからです。
実際、ワシも100円だけ買っておきながら、モンゴル1着の時点で、外したと思ったぐらいでして、あとからピアドと同枠と思い出したという・・・

ミナミセンプウ、実物を見ることができ、よかったといったところです。


後註:
'99年8月下旬、スピハナ掲示板に書き込み。
このレース、ディープさんも電設の男@ともろうさんも観ていないそうで。おかげでワシは、モンゴルムーン&佐藤騎手の重賞制覇という、貴重なレースを目撃した、数少ないネットファンであるらしい。
モンゴルムーンは人気薄だったものの、ローゼンホーマ記念以来気になっていた馬なので個人的には注目していたわけで。しかしこの時点でまだステイブルラインに未来があると思っていたところが何だかなあ。アキフジも出ていたのだが、夏場ダメダメのため、脇役。
(2001.3.11)