第2回九州アラブグランプリ、及び「Tienさんに荒尾競馬を教わる」

 2000.7.20、荒尾、2150m

今回の荒尾遠征、事の発端は5月の楠賞に遡る。
今年の楠賞全日本アラブ優駿、ご存じの通り荒尾所属のコウザンハヤヒデがデビュー以来の11連勝で逃げ切り圧勝。あまりに見事に、そして強く。こうなってくると気になるのは彼の次の大舞台。特に地元での、古馬一線級に混じっての九州制圧。ということで、九州競馬のめぼしいレースを探してみると・・・あったあった、7月20日に彼のホーム荒尾で4歳以上のアラブ系重賞が、しかも九州交流。これに出走するといいのになあ、さらに欲を言えば、脚部不安で2月以降休養中の、"逃げ大王"フクヨシオーが復帰して、"九州頂点逃げ決戦"にでもなってくれれば最高なのに・・・と、希望的観測のもと、日々を過ごす。
ところがコウザンハヤヒデ、楠賞以後、レースに全く顔を出さず、「あれ、お休みか?」状態。フクヨシオーも消息不明のまま。そうこうしているうちにカレンダーは7月に。
そうこうしているうちにある日、スピハナ掲示板に"九州の首領"Tienさんより書き込みがある。曰く(以下引用)、
 荒尾出走馬はまだ報道がありませんが、コウザンハヤヒデは、出ないでしょう(多分)。というか楠賞以後使ってませんので「前回もしくは前々回開催出走」の規定に引っ掛かってそもそも重賞の出走権が無いはず。というかそろそろ能検対象なのでは?同様の理由でフクヨシオーなんかにも出走権がありません。
  (中略)
 コウザンハヤヒデの想定されるローテとしては8月下旬〜9月上旬の開催で1回使ってから荒尾記念、その後九州アラブダービーから西日本アラブダービーではないでしょうか。このローテは単なる私の個人的な想定なのでまったく保証の限りではありませんが(笑)
もし上記のローテだとすると最大の注目は重賞権利取りの1回使い。さて、どのクラスになるでしょうか?多分、C級の特別辺りなんじゃないかと思うけど。下手すりゃC級平場かも。ただ、去年まであった「荒尾記念ステップ」に相当する番組を組まれると条件が「4歳OP」だからどのクラスなのかが判別できなくなるんでそれはヤメて欲しいところ。
納得の御教授。というわけで、結果としてやはりコウザンハヤヒデもフクヨシオーも出走しないレースとなった。

さて、件のレース、その名を九州アラブグランプリ。九州三場間での馬の交流を促進するべく、既存の中津・荒尾交流アラブグランプリを改編して、昨年新設されたもの。第1回目の昨年は、佐賀、中津、地元荒尾から各3頭の9頭立てで、佐賀の当時は穴馬格だったスマノハピネスが本命荒尾ワシュウテイオウを下し優勝。まずまずの交流振り。
ところが今年の出走馬、前述のコウザンとフクヨシオーの不出走は致し方ないにしても、メンバーを見渡すと、佐賀のキンコートウザイもトチノグレイスもスマノハピネスもいないわ、地元荒尾ですらワシュウテイオウとサンオーエルシドは姿をみせぬわで、「なんて役者が揃わんのや!」状態。そしてこの種明かし(特に佐賀について)は、やはりTienさんより、スピハナ掲示板にて。
 とりあえず1着賞金をせめて300万にしなさい。九州アラブGP。
200万(九州アラグラの1着賞金、ユーノすけ註)だと佐賀の不知火賞と同額だから佐賀勢は輸送してまで取りに行こうとはあんまり思わないだろう。賞金的にはアラブGPの直前or直後でメンバー若干薄くなった不知火賞取れば同じことなんだし(笑)
 まぁ実質的には以前行われていた荒中交流アラブGPを佐賀勢にも開放、って感じだから荒尾的には別に佐賀勢はあんまり来なくても構わない、って感じかもしれんけど。(ユーノすけ註:不知火賞=佐賀アラブ系オープン最上組の競走の呼称。)
まさに「そりゃそうっすよね!」状態。今年から"九州競馬"がスタートし、交流・合理化を志向して動き出したわけだが、やはりこうした細部にまだまだ詰めを欠く状況、その一端が窺われてしまう。三場間での賞金格差の甚だしさがとにもかくにも根底にあるのかな、と。
結局残ったそれなりの有力馬といえば、サンワテイオーにビソウミラクル・・・だけやんか!(ワシ的にはね)「どうするこんなん観に荒尾までわざわざ行くん?」と自問。「まあ7月は遠出していないし荒尾で重賞観たことないから」と至極薄弱な理由のもと、遠征に赴く。

往路は8:55岡山停車のひかりの指定を押さえてあったが、1本先のレールスター(旅券購入時既に指定席は満席)に姫路から乗り込んだところ、岡山から自由席に座れたのでそのまま博多まで。これが10:37博多着。ここから10:47発鹿児島本線の快速に乗り換え、終点荒尾に11:51着。新幹線は「ひかり号カルテットきっぷ」を使用(金券ショップでバラ売り\11,000ほど)、福岡市内−荒尾間の運賃が\1,250ということで、大阪−荒尾間、往復旅費は約\24,500。
という塩梅で正午に荒尾着。天候はドッカン夏晴れ。南中した太陽が頭の真上。どうしょうもない暑さ。荒尾駅から競馬場は駅前通りを西に直進、突き当たりの道路を左折して道なりに、程なく入場門に。駅より徒歩10分強。
入場口の上に荒尾所属騎手の顔写真が掲げられている。そこで楠賞にて園田系女性ファンのハートをズキュン!とやった西村栄喜jkの写真を探す、と、これがもう「いつの写真やねん!」というスゴい代物。気になる方は是非荒尾まで。入場口前のブースで予想紙(今回は『荒尾競馬ホース』)を購入し、早速入場。
ワシ、荒尾競馬場は今回2度目、初回は今年3月佐賀セイユウ賞の前日。とりあえずコース前に出てスタンドに上る。前回はあいにくの雨天で観ることのできなかった、コース向こうの有明海、さらに向こうに霞む対岸島原半島の稜線が一望される。これでこそ遙々来た甲斐があるというもの。右手には大牟田のボタ山跡と思しき小山の姿。
場内にて、最近益田競馬サイトを開設された"ふささん"と、事前に示し合わせた通りお会いする。関東在住ながらも実家が山口県の瀬戸内側で、今日は実家から車で来場とのこと。色々とお話しさせていただく。場内には、神出鬼没、九州在住さまにべっぴんさんの姿も。やや遅れて"首領"Tienさんが到着。皆さん暑さでバテバテ。
折角荒尾まで来たのでちゃんと馬券買って競馬したいところなのだが、とにかく暑くて、頭も働かず、パドックに出るのも億劫(スタンド施設内はさすがに空調効いています)。なまじ競馬場内の敷地面積が狭いので、パドック側が狭苦しく、風の抜けが悪いため、暑さこの上ない。よってむちゃむちゃいい加減に過ごし、気がつけばもう第9R、メインお目当ての九州アラブグランプリ。

※レースのみに興味のある方はここからお読み下さい
出走馬、前述のサンワテイオー、ビソウミラクルの他、中津よりグラマー牝馬ツキノポイント、ニシケンセイホー、地元荒尾のオスズリキオー、イガノラヴィー、オスズダイリキ、エルデンズイウン、イマリシャープ、アシュラワン、マツノダイゴロー、サチエノジョージ、以上無理から動員したフルゲート12頭。
ここで問題、平時は荒尾のフルゲートは10頭、今年以降、交流競走にてしばしば12頭立てを行うようになったらしいのだが、ハードがそれに伴わない。一つは馬場内の電光式オッズ表示盤。10頭立て枠連を想定しているので、そう、5−5と6−6の目の表示が、ない。これについてTienさん曰く、「オッズ表示盤去年色黒に塗り替えるんだもんな、要らんことに金遣って、肝心なことに遣う金、なくなってるんだもんな、全く・・・」。そしてもう一方の問題はパドックの出走馬掲示盤。姫路や福山と同様の、黒板が反転するタイプだが、掲示欄が10頭しかない。さあ、どうする?と思いきや、10番枠の掲示欄の下に、非常用よろしく11、12番枠の表示を継ぎ足して場をしのいでいる(下の写真参照)。かなりやっつけ、結構すごい光景。

出走馬掲示盤(46KB)
出走馬掲示盤、11・12番枠を継ぎ足す様子

という具合に出走馬掲示盤も9Rの表示に変わり、パドックに各馬が姿を現す。
パドック検討といっても、この猛暑、周回を少しするとどの馬も発汗びっしょり。腹帯や内股で汗が泡になるなんて状態を通り越し、体表全体から汗ダーダー。おまけに牡馬は軒並みキン○マ下がってきていて、これが体調のファクターになどならない。素人目にはどの馬が良いも悪いもあったもんじゃない。
本命評価はビソウミラクル。兵庫在籍時代、一昨年の晩秋、重賞級ではあのニホンカイユーノスが絶対的強さを誇っていた当時、ヒラOP勢にあって絶好調。12月下旬のスプリンターカップを60kのトップハンデで快勝。オッと思わせたものの、翌1月下旬のレースをド本命でコケて信頼を一気に失う。さらに凡走し3月播磨賞、ブービーにまで人気を下げてノースタイガーの2着に突っ込み(エイランボーイとサンバコールが飛んだとはいえ)万馬券の立て役者となり、人心を惑わす。しかしその後は振るわず、兵庫では完全に頭を打った感があったところ、今春佐賀移籍。転厩緒戦こそ惨敗したようだが、以降は兵庫と佐賀のレベル格差か、余程佐賀の水が合ったのか、オープン3連勝。しかし前走は本命でコケ、信頼性の無さは健在のよう。今回は佐賀ただ1頭の出張馬ということで大威張りといったところ。この日は兵庫時代と同様浅いブリンカー着用、比較的コンパクトな、まあ特段凄味のあるわけではない馬体。やはり発汗はきつい。当然単勝1番人気、1.5倍を切る圧倒的人気。連複もこの馬から売れている。
サンワテイオー、パドック(44KB)
サンワテイオー、パドック
周回開始時、どうだかなあ・・・
ビソウミラクル、パドック(43KB)
ビソウミラクル、パドック
体表よりかなり発汗

そして単勝2番人気はサンワテイオー。福山在籍時は重賞4勝で一時代を築いた強豪が、昨夏金杯を最後に荒尾へトレード。その後4ヶ月半姿を見せなかったが今年元旦より荒尾登場。実績と実力からして一気にこの地の天下を取るかと思いきや、暫くは意外にも勝てず。3月にようやく荒尾初勝利を挙げるものの、5月7日佐賀での交流重賞、九州アラブ王冠賞を何と最下位敗退。それ以降は地元荒尾で2連勝をおさめているようだが、往年の彼からすれば何とも物足りない近況。彼を拝むのがこの遠征最大の目的であるのだが。さてパドック気配、これが何とも・・・パツキン系の栗毛なので毛並みが少し落ちると艶が悪くなるのは致し方ないが、どうもケツあたりの艶も一息。歩様もあまり感心しない。2人曳きで多少は気合いが表に出てはいるが、狂気じみた感じではない。やはり暑さからか?それより何より問題はピンクメンコ(5/7の九州アラブ王冠賞にて目撃したディープさんに聞かされてはいたが)。おまけに額には○に「清」ジルシ(馬主が清原さんらしい)。似合わんしキャラじゃないから頼むからやめてくれ。
他の馬では、中津の牝馬ツキノポイントが歩様は硬めだが馬体の張りと艶はかなりいい。1番枠オスズリキオーが目の前で立ち止まる。馬体はかなり発汗しているのに表情は何故か涼し気、なかなかいい顔。

いつもは登場しない誘導馬に先導され、各馬本馬場に登場。そして返し馬に。西村騎乗のアシュラワンは土下座走法返し馬。ビソウミラクルは最後の最後にスタンド前通過。
荒尾のコースはスタンドに対し真西向き。午後はまともに逆光になる。今は真夏なので3時過ぎでもほぼ真上からの陽差しだが、何れにせよ晴天時の写真撮影はきつい。
返し馬がひとしきり済んでレース発走までの間に、スタンド前のウィナに、表彰式のブツ一式が運び込まれる。その中に一つ大きめの箱が。それを目にしてTienさん、「今どき副賞に掃除機とか14型のモノラルのテレビとか出すなよな。その辺のディスカウントショップの売り物の方がまだましだもんな。」チェック厳しい、しかし確かにトホホ。
で、予想。しょうがないのでビソウ−サンワの馬連、1.8倍見当、プラスお楽しみで両頭からツキノポイントへつける。かなり無茶馬券。

さてレース発走。施行距離2150mのスタート地点は2コーナー、ここから1周半強。荒尾のコースは1周1200m。1、2コーナーより3、4コーナーが大きい、高知と同様の形態、JRAでいえば阪神コース風。
重賞のファンファーレが流れ、スタート!各馬揃った綺麗な発馬。一瞬1枠1番オスズリキオーがハナに立つも、程なく2枠2番ニシケンセイホーと4枠4番サンワテイオーが併んで先頭に。2頭そのまま後方を離し1周目の正面スタンド前へ。ここでは僅かにサンワがハナ、その内ニシケン、5馬身かそれ以上離れて追走集団、その先頭インにオスズリキオーその外中津有馬の8枠11番ツキノポイント、この2頭の直後のポッケに3枠3番ビソウミラクル、鞍上佐賀リーリングの"鮫ちゃん"こと鮫島。
2周目二角までサンワとニシケンが差がなく後続を離して先行していたが、二角から向こう流しに入ったところで、サンワテイオーがニシケンを振り切り、単騎抜け出し、グ〜ンと前に。自信ありの押し切りを狙ったかと思わせる。さすがこれが地力?
ところがところが、向こう流しも後半になったところで早くもサンワの逃げ脚に翳りが。そしてそれとほぼ同時、後方集団からただ1頭、ビソウミラクルが単騎捲り発進!脚が上がったと思しきサンワテイオーに一気に取り付き、並ぶ間もなくこれを抜き去り先頭に、その余勢で大差ぶっちぎり体勢に持ち込み、3コーナーで勝負あり。直線まで独走、最後は追うところなく手綱を緩め、余裕のVゴール。

ビソウミラクル、独走(37KB)
ビソウミラクル、ゴールへ直線独走
なかなか格好いいフォーム、背景は問題のオッズ表示盤

2着にはビソウの後に捲り上がった6枠8番イマリシャープ、単勝3番人気、サンワを抑えこれに対抗印を打った予想紙もあったので、まあ納得の着順。3着後方より追い込んだ西村7枠9番アシュラワン。サンワテイオーは結局5着。ここまで各馬、各々の着差が大きく開いたバラバラの入線。ビソウミラクルの走破タイム、従来のレコードを3秒2も縮める2分22秒0。5着サンワとは実に4秒6差。はっきり言って勝負になっていない。

ビソウミラクル、タイムといいレース運びといい、大威張りの振る舞い。憎々しいばかりの向こう流し捲り。佐賀でのヤツ(ビソウのこと)のデカい顔(まあ充実振りと言ってあげよう)振りがよく現れたレースであったかな、と。
そして表彰式、荒尾では勝ち馬の口取り、絶対にスタンド前でやってくれないそうで。Tienさん、苦々し気。トドメの決めゼリフは「(諸々の事象につけ)こんなんでホントにセイユウ賞できるんかよ!」

メインレース後は盛岡のマーキュリーカップの広域場間場外発売、その実況。オースミジェットの単勝とオースミ−エビスヤマトのワイド(電投だとワイドが買えるのですね)を持っていたさまにべっぴんさん、実況観ながら「エビスヤマト!エビスヤマト!」の連呼。結果両頭が1、2着で祝的中。「これだったら馬連にしておけばよかった」というのは欲張り。

マーキュリーの実況を見届けた後、列車の時刻の都合で最終Rを待たずに先に競馬場を辞去するワシ。ふささんとは、来月お盆の日本海特別、益田での再会を約して。16:28荒尾発の快速で博多へ。そして17:58博多発のレースルターにて一路姫路へ。
この日海の日、"ひめけい"では園姫系の方々のオフ会。その飲み会に出たいがための姫路下車。姫路20:16着。まりおちゃんに駅まで迎えに来てもらい、お開き間際の飲み会に顔を出すと、何とかなりの皆さんが残っていらっしゃる!ちーちゃんパド公ちゃん、日浦ちゃん、山根先生に浦さん、京都人さんにやまじさん、アラブファンくんにエチゼンさん、フクナジロさん、そしてお初のブリセイくんにわっき〜くん。みんなにお目にかかれて感激のワシ。その後カラオケを1時間して10時前にお開き。

という長いような短いような、海の日の1日が終わる。最後に、荒尾で、そして姫路でお目にかかった皆様、楽しいひとときをどうもありがとう――


おまけ、サンワテイオーを語る〜これだけは書かせてね

福山在籍時にはミナミセンプウ、タッチアップに代わり時代を築き「英雄」とまで称された(らしい)サンワテイオー。荒尾移籍後の戦績が今ひとつであり、「なんでや?」と不審に思っておったところ、実際に目撃するとやはりかつての面影はないような気がしてなりません。
おさるさんのサンワテイオー評(スピハナ掲示板より引用します)、
元主戦岡崎騎手の談話を総合して『気性が難しい上剛腕タイプでないと御するのが難しい』という結論に至っている私としては、実際にレースを見たら評価が変わるかもしれませんが”逃げを打ったという時点で”持って行かれちゃっている”と判断する次第。まして体調不安がパドックではっきり分かるようでは(ーー)。
これを踏まえ考察するに、「これはひょっとして、荒尾の騎手ひいてはサンワ陣営が、彼を御せていない、手の内に入れられていないのでは?」という見解に行き当たります。
「持って行かれちゃっている」というのは言われれば確かにそうやも知れませんが、気になるのは予想紙に掲載された、管理する宇都宮調教師のコメント。「道中カカル癖があるので距離が保つか心配だね。」(『荒尾競馬ホース』より)。掛かり癖は元々なわけですが、それでも福山時代、恐らく千八が最適だったのでしょうが、二二五の桜花賞菊花賞をも制していることからも、二千超のレースでも好走するポテンシャルはある(あった)筈で、掛かる=距離保たずの最大要因ではないのでは?陣営は枝ハミを着用するなどして工夫しているようではありましたが。
完調に見えず、覇気も不満という点については、どうも気になる点が。すなわち、昨夏金杯後に移籍して、所属登録は荒尾にすぐ変更になりながら、その後4ヶ月もレースに顔を出さなかったという(休養みたいな感じですよね)あたり。ひょっとしたらガタガタになって移籍したの?と、邪推したくなります。
邪推までしてこだわるのは、やはり実績馬でありますし、強い彼であって欲しいという希望を抱いているからにほかなりません。
素人・外野が四の五のと、失礼いたしました。そんな程度の極私的書き飛ばしでございます。

2000.7.28 記

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