第27回アラブスプリンターカップ観戦報告

 2002.8.30、笠松、1400m

はじめに〜出走メンバーについて
東海地区のアラブ古馬重賞戦線において、クライマックスは二つ。アラブギフ大賞典と冬の名古屋杯のある正月と、アラブチャンピオン賞を経て春の名古屋杯に至る春。ということで、一年のうち、晩秋から春の名古屋杯にかけてが、表シーズンと見なせようか。逆に、ゴールデンウィーク過ぎから秋までは、大一番に欠ける、さながら裏シーズンといったところである。
今回のアラブスプリンターカップは、そうした裏シーズンの中、その「裏」さ加減を象徴するような地味な古馬重賞。実はこのレース、全国のアラブ系古馬重賞の中で最短施行距離であるのだが、元来の地味さの前に、こうした個性が脚光を浴びることは、ほとんどない。ワシが観戦記したためたことのあるアラブ重賞の中でも、屈指のマイナー重賞だと思う。

ところが今年は、このレースへの個人的関心の度合いが、前々からちょっと違った。「その名に相応しく、真夏のスプリント決戦になるかも。」と思わせる馬が、存在したので・・・
――トモシロヒット。2年前、2000年の夏、福山で爆速の逃げ脚を発揮し、金杯を圧勝。しかしその後はサッパリで笠松へ移籍。ここでもさほどピリッとせず、このまま消えるか?と思ったところ、春の名古屋杯9着惨敗の後、千六戦の東海グローリを3連勝。前走7月12日戦はレコード駆けのおまけ付き、と、突如復活した模様。約1月半、2開催分間が開いたが、この3連勝の逃げ切り振りは「アラブスプリンターカップ、出てくればそれだけで面白い。」と思わせるに充分なもの。さしずめテーマは「あの"ミレニアム"の夏を取り戻せ」といったところである。

ということで、出走馬は以下の9頭。()内は騎手、斤量。
サマーバース(戸部、52.5k、名古屋)、トモシロヒット(柴山、55k)、イケノエメラルド(濱口、56k)、コウエイエンジェル(川原、53k)、ケイエスマジック(堺、53k)、アラビアンヒエイ(加藤誓、52k、名古屋)、ブラウンダンディ(安部、57k、名古屋)、カズタカショウグン(唐津、53k)、クールショー(満田英、55k、名古屋)
名古屋から4頭参戦、すなわち、サマーバース、アラビアンヒエイ、ブラウンダンディ、クールショー。牝馬はサマーバース、イケノエメラルド、コウエイエンジェルの3頭。
ハンデ戦だが、恐らく賞金別定に近いだろう。背負い頭がブラウンダンディ57kは納得だが、イケノエメラルドの56kは、現在の調子からを考慮すれば、出てきようのない値。性差があるのでブラウンと実質同斤である。

前述のトモシロヒット以外にも、注目するに足る馬は多い。
東海屈指の実力者、ブラウンダンディまでもが、ここに登場。春の名古屋杯3着の後は3着1着。前走6月21日の東海グローリ1着以来、約2ヶ月振りの実戦となる。冬の名古屋杯の2300m戦を3連覇しているあたり、千四の短距離戦は合わぬのでは?とも思われがちだが、トモシロヒットが破る前の笠松マイルのレコードホルダーでもあり、戦績的にも千四・マイルと悪くない。
他には、サマーバース、アラビアンヒエイといった、名古屋の上り馬。福山を経て笠松に移り、6戦目となるイケノエメラルド。高崎のトップから金沢に転出し、そして笠松に移ったカズタカショウグン。しばしば突発的に好走する名古屋のベテラン、クールショー。などなど。

当日の概況など
住処を出た頃、関西は好天だったのだが、到着した現地は概ね曇天。もこもこした雲が空の多くを覆っている。が、次第にこの雲が所々切れて、青空が顔を覗かせるようになり、日も差してくる。猛暑ではないが、空気が熱と湿気を帯びていて、日が差すとやはり暑い。風が吹いているだけましか。
馬場状態は良。乾いているので砂塵が舞うが、砂は決して深くなく、馬場も軽そう。圧倒的に逃げ・先行有利。おしなべて馬はインコースを回っており、馬1頭分空けたインコースが絶好のラインのよう。ところが、発馬時に外枠勢も内に切れ込み気味に前を取ろうとするので、内枠でも、強い逃げ馬でないと被されてハナが奪えず、内枠の出目が多いわけではない。
昨年のこのレースの観戦時と同様、場内にお知り合いの方は一人もいない。1年振りでの、全く一人でのアラブ重賞観戦となる。

メインレースまで〜その他のアラブ競走
メインレース以外に、この日はアラブ系競走が3鞍。いずれも注目に値するレースなので少し。
まず第6競走、3歳2組戦。1400m、10頭立て。注目はあのスズノキャスターの二番仔、牝馬スズノマツシマ。父はミスタージョージ。ここまで17戦1勝2着3回。その2着3回は前5走から前々走までの3連続。登場した彼女、馬体重429k、その通り線は細いが、均整の取れた、綺麗な栗毛の馬体。前2走は3歳1組戦、クラス落ちの今回ということもあり、1番人気。レースは外からこれも人気のシリウスエンジェルが競りかけるも積極的にハナを主張して譲らず、半馬身圏内でこれと併走の道中。直線少々抜け出し、しのぎ切ってV。2着には、道中好位ワンタイムが直線外から迫り、シリウスエンジェルをクビ差交わして。18戦しての2勝目ということで、これは貴重なレースだったかも。

スズノマツシマ(34KB)
スズノマツシマ、逃げ残って2勝目
どこまで偉大過ぎる母に近づける?

第8競走は3歳2組特別戦。1400m、10頭立て。人気は7月の重賞名古屋のアラブ王冠で5着となったマグマヒット。しかしながら勝ったのは、道中2列目から最後の直線抜け出した4番人気クイックダンサー。2着その次列から直線外から伸びたツルギアバンサー、この馬ツルギベンサーの全妹。3着インで粘るもハナ差敗れてナイスオブイナリ、これはサクセスフレンドの全妹、昨秋の2歳重賞ジュニアグローリの勝者。マグマヒットは道中の位置が後ろ過ぎて5着止まり。この馬、黒鹿毛で、上背はあるが幅がなくて歩様が硬く、重心も高い感じと、同じヘイセイパウエル産駒のフジナミスペシャルとちょっと通じる見た目であった。
第10競走、A2戦の舟山特別。1600m、8頭立て。中心はメインの重賞に補欠待遇で、結局こちらに回されたミスターハヤブサ。A1勝ちはないが、そこに混じっても遜色ない実力の持ち主。ただパドックでは、馬体はいいがトモも肩も歩様がガッチガチに硬く、感心しなかった。レースでは、好調逃げ馬ミスカネヒカリが2枠からハナへ、3枠の同厩にして同型でこれも好調シリウスジュニアがやや離れた2番手。安勝鞍上で今回A2に落ちたラッキーモラールが先団次列で、ミスターハヤブサは中団から。前2頭が快走のところ、三角手前でミスターハヤブサが自力で押し上げ、四角では既に先頭に立つ位置まで。最後はキッチリ1馬身差し切って勝利。2着ミスカネヒカリ3着リウスジュニアは粘ってそのまま。A2では強い追い込みホウシュウトミカワも今日は届かず4着止まり。ラッキーモラールは6着敗退。ミスターハヤブサ、さすがにA2では強い。これが本日のレースのうち、道中最も後方から届いての勝利であった。

アラブスプリンターカップ、パドックから発走まで
内馬場のパドックに出走馬が登場する。しかしパドック周回の時間が非常に短く、外枠の馬に関してはじっくり観察出来ず。そんな程度の、以下私見。
1番サマーバース。チャカチャカと細かい動きが結構目立つ。馬体重454kは前走比-10kだが、ガレた印象はない。明るい栗毛の毛艶は良好。昨秋名古屋の3歳重賞帝冠賞で、ボールドヒリュウの2着になった馬である。前3走と前々走は名古屋のA2戦を連勝、そして前走は8月23日の名古屋A1葉月オープンを勝利。と、3連勝の余勢を駆って連闘でここへ。前に行きたいクチのよう。
2番がトモシロヒット。煩い気性を考慮してか、最後にパドックに登場。馬体重472kは前走比-5k。季節柄この下げ幅は了解できるが、春以降ずっと目方が減り続けている。その中での3連勝ではあるのだが、かつては500k超の馬体であっただけに、この値は奇異に感じる。その馬格、ガレた感じはないものの、肩から胴、そしてトモといった、身体全体のボリュームがなく、何だかスラリとしてしまっており、フォルムが以前と変わっている。これでどうか?気配は思ったより大人し目。
3番イケノエメラルド。馬体重422kは前走比-3kだが、この馬の目方としては問題ない。値ほど小さくは見せない。毛艶がどんなものか気になったが、腰の部分を除けば思いの外良好で皮膚は薄め。肩が低い、首を下げた周回。トモの歩幅はあまりないが。前走笠松オールカマー6着。笠松に転入して5戦するも、未だ掲示板に載れていない。福山時代も振るわなかっただけに、夏場は合おうがちょっといきなりの良化は考えにくいか。
4番コウエイエンジェル。前年のこのレースの2着馬であり、常に掲示板に載る笠松オープンの常連。前走オールカマー4着。中間は軽目の乗り込みに止めたよう。そのせいか、馬体重492kは前走比+10k。出走馬の大半がマイナス体重の中、これは目立つ。案の定馬体は腹回りが太い。トモの送りは速い。そして踏み込みが浅いのはこの馬の常か。首をチャッチャと振って、身のこなしに活気はある。
5番ケイエスマジック。尻尾をぶらんぶらんさせての周回。踏み込みはあるが、ちょっと平凡。昨年の前半、春の名古屋杯を3着した頃までは、パドックでの身のこなしと気合い乗りが非常に目立った馬だったのだが、それからすれば雰囲気はかなり落ちた。前々走7月25日の準重賞ひまわり賞で半年振りに戦列復帰し、2戦するも、9着10着と、全く停滞してしまっている。
6番アラビアンヒエイ。胸前と胴回りが非常に太い体型。特にキ甲(背中の頂点)から前肢の付け根までの長さがムチャクチャあり、目立つ。そんな馬体なので腹はちょっと重めで、前半身に比してトモはやや貧相。前々走と前走それぞれ名古屋のA5、A4を連勝。上昇機運に任せここに挑戦。しかし約1月半出走間隔が開いた。ちょっと夏負けしたとは『競馬エース』が伝えるところ。
7番がブラウンダンディ。落ち着いた周回気配。サスガにジタバタしない。馬体重480kは適正値だとは思うが、春の名古屋杯の時と同様、どうも重量感が全盛時より失せた印象は拭えない。馬体が薄いのだよな。元々そうではあるが、首の高さが妙に目立つ。発汗は相当。
8番カズタカショウグン。キビキビとした周回気配。黒鹿毛の毛艶はかなりの発汗もあって、ビカビカと光っている。胴の詰まった、腹のポコンとした体型はこの馬なりか。金沢・笠松所属になって以降、この馬の出走ローテとワシの重賞観戦がなかなか合わず、一昨年末の高崎アラブ大賞典以来の対面である。しかし当地ではとことん不振。前走は前開催、A2戦ながら9着大敗。恐らく今日の第10レースに登場した面々より弱いのではないか。
9番クールショー。スッキリシャープなルックス。黒鹿毛の皮膚が非常に薄そうで、毛艶も文句ない。概ね好印象。4走前に名古屋の文月オープンを、3走前に笠松のひまわり賞を勝利。前々走4着で前走オールカマー7着。7月以降これで6戦目、調子はよかろうがあまりに"押せ押せ"過ぎではないか?と『競馬エース』もちょっと懸念。
トモシロヒット、パドック(41KB)
トモシロヒット、パドック
体型変わっちゃってないかぁ?
ブラウンダンディ、パドック(39KB)
ブラウンダンディ、パドック
"東海先代王者"がこの地味な舞台に登場

パドック周回を終え、各馬本馬場に出て散る。トモシロヒットが強めのキャンター。サマーバースは軽快だがピッチの効いた駆けりで通過。結局返し馬でホームを走ったのはこの2頭だけ。他は待機所に直行。

予想。ここはトモシロヒットを信頼して。これを馬単のアタマに据える。相手には、上り馬でかつ先行馬のサマーバース、そして何だかんだで地力を認めてブラウンダンディ、お楽しみとして、外枠の先行馬クールショー、この3点。クールショーはともかくとして、トモシロ、サマーバース、ブラウンは今日の人気馬なので、本命馬券ということになる。ブラウンダンディは今日の先行有利の馬場では、ひょっとしたら届かないかも知れぬが、取り敢えず買う。サマーバースはトモシロに外から潰されずに、2番手からでもいいからすんなり競馬が出来れば御の字だと思う。コウエイエンジェルはプラス体重と差し脚質を考慮し、買わず。アラビアンヒエイも、狙うには早過ぎると思うし、夏負け明けは気になるので、見送り。

レースなり
さてレース。距離1400mのスタート地点は4コーナーのポケット。ここから丸1周と最後直線をもう一度。
ゲートが開く。最内のサマーバースも好発だが、先頭を奪ったのはやはりトモシロヒット。一瞬サマーバースのハナを叩くような格好になりつつ、内ラチ沿いに寄ってダッシュ。そのまま突っ走り、発馬後100mあたりで、既に後続を5馬身以上は離して単騎逃げに持ち込む。サマーバースはそれには付き合わず、すんなり2番手に収まる。ラインは内1頭空けたインか。クールショーが大外から、サマーバースに寄り添う形で先行し、ケイエスマジックは2頭の直後の間。次列最内にイケノエメラルド、その外にコウエイエンジェル。ブラウンダンディはクールショーの後ろ、コウエイエンジェルの外目やや外。アラビアンヒエイとカズタカショウグンは後方から。
1、2コーナーから向こう正面。問答無用でトモシロヒットがぶっ飛ばす。後続をグングン引き離し、バック前半あたりでは、そのリードが30mはあろうかという状態となる。2番手以降では、引き続きサマーバースが隊列のフロントをキープしている。中団あたりまで比較的等間隔の隊形。「よしよし、トモシロ、そのまま押し切ってしまえ!」膨らむ期待。
ところが3コーナーを前に、そのトモシロの逃げ脚に早くも翳りが。加えて2番手からサマーバースが単騎追い上げる。みるみるうちに両頭の間隔が縮まる。三分三厘にかけて、どうにかこうにかもがいているトモシロヒットだが、そこへスイスイと、サマーバースが追い付いてくる。そしてそして、後方からブラウンダンディが、自力でグイグイ寄せ上がる。伸びないクールショーや好位キープのコウエイエンジェルらを外から抜き去って、4コーナーでは前2頭を射程圏内に捉える。
四角コーナリングから最後の直線。トモシロヒットはここで捕まり万事休す。内ラチ沿いで沈没。そして抜け出すサマーバース。インコースをしっかりとした足どりで。馬場五分どころを回してブラウンダンディが迫る。が、1馬身半くらいまで差を詰めたのが精一杯。結局最後はサマーバースと脚いろが一緒になってしまう。
ということで、サマーバース、重賞初勝利のゴールに飛び込んだ。ブラウンダンディは2馬身半遅れて2着。

サマーバース(34KB)
サマーバース、ゴールへ一目散
「名は体を現す」重賞初V

以下の順位はレース後着順掲示盤見て気付いた。リアルタイムでの印象は皆無。3着3馬身遅れてコウエイエンジェル。4着クビ差イケノエメラルド。クールショーは2、3、4着馬に後半抜かれ1馬身差の5着。トモシロヒットは結局6着に沈んだ。クールショーから1馬身差。8馬身開いて、7着先行バテのケイエスマジック。アラビアンヒエイとカズタカショウグンは終始後方ママ、何も出来ずという体でブービーに最下位。

反省、そしておしまい
勝ちタイム1分26秒9は、これまでのレコードを1秒7も縮める新記録。地味だのマイナーだのと散々に記したレースだが、レコード決着となってくれただけでも、今年は短距離重賞としてのキャラが立ったのではないか。トモシロヒットの大逃げ沈没も相まって、スピード感と華やかさも感じられるものだったと思う。

サマーバース、トモシロヒットが大逃げしてくれたおかげで、これと競り合いにはならず、2番手の競馬ながら道中単騎逃げと変わらぬ位置取りになったのは願ったりだったろう。トモシロが潰れた後も、余力充分で勝ち切った。先行有利の馬場も味方し、絶好機を逃さずモノにした。名前が名前だけに、夏場にホンマ強いようだ。この勝利が、今後、晩秋以降の東海古馬表シーズンに繋がっていくかは、ちょっとわからぬところではあるが。
ブラウンダンディは貫禄で何とか2着。三角以降自力で押し上げ勝ち負けに絡んできたのは、実力上位なればこそ。しかし道中中団からの競馬とあっては、さすがに勝つまでには至れず。レースの格も格であるし、惨敗したわけではないので戦績にキズがついたわけでもなかろうが。
コウエイエンジェルは、この馬にしては道中先団キープで、極端な差し競馬ではなかった。何だかんだで複勝圏まで来るあたり、やはり堅実派で実力馬の1頭。
イケノエメラルドは差して4着。ただし勝負の趨勢には絡んでいない。笠松所属になって、初めて掲示板に載っただけでも良しとするべきか。
クールショーの前半の位置取りはちょっと期待を抱かせたが、後半脚が鈍った感。まあこんなもんか。
それにしてもトモシロヒット・・・まあ、このレコードの立役者は、間違いなく彼であるので、それだけは記憶に留めてあげよう。しかし終わってみれば「ちょっと無条件に信頼し過ぎたよなあ。」と、ごくあっさり反省させられる。レース後「何だあの馬、あんな馬鹿みたいな逃げ方しとったらかんわぁ。」という馬券オヤジの声が多く聞かれたが、あのスピード逃げは彼の個性であるからして、致し方なかろうとは思う。まあ柴山騎手が制御し切れてペース配分出来ていたかは疑問ではあるが。問題は、レース間隔が開いたせいか、息が終いまで保たなかった点かと。「連勝した馬が一息入って戦列復帰した場合、以前の勢いを発揮して好走するとは限らない、むしろそれは稀。」というのは、アラブ競馬の真理。この馬自身、金杯を圧勝した後、1ヶ月の休催期間を挟んでの次走、何とも不甲斐なくあっさり負けており、前述の真理のまさに体現者であったりするのだ。

などと、わかっていても、馬券戦略に反映できない己の馬鹿さ加減を痛感させられる。結局、トモシロヒット絡みの馬券しか持っていないワシは大外れ。敗残の身に、残暑がドヨヨンと重くのしかかる。ヤツへの諦念と虚脱感が沈殿して、心もちょっと重い。
「トモシロヒット、あの夏が、遠過ぎる――」

2002.9.4 記

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