第34回福山桜花賞観戦報告
2001.4.15、福山、2250m
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今年の桜花賞事情
4月に入って開催年度も改まり、その初回開催、年度初頭恒例の古馬重賞、福山桜花賞の時を迎えた。秋の菊花賞と並ぶ、距離2250mの長丁場、伝統の一戦。先月20日、昨年度の掉尾を飾ったグランプリ、ローゼンホーマ記念から中3週半、早くもその再戦の舞台という次第。
ローゼンと同様、今回も図式は三強対決の様相。すなわちホマレスターライツvsミスターカミサマvsパッピーケイオー。重賞連覇へ意気揚々のホマスタ、ローゼンは事故もあり後味の悪さが残るレースだっただけに、スッキリ重賞を勝ちたいところ。そのローゼンでは最後の直線進路が塞がって悔しい思いをしたカミサマ、得意の長距離戦で巻き返しを狙う。パッピーは昨年の桜花賞の覇者、目指すは連覇。約4ヶ月振りに最良のパートナー藤本騎手が戦列復帰で鞍上に据わるのも心強い。
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バタバタと福山へ、そして開門待ち
菊花賞は観戦経験があるものの、桜花賞を観るのは実は今年が初めて。昨年はニホンカイキャロルの引退式と重なって益田に行ってしまったし、一昨年は雨でパスだったし・・・ということで福山へ。姫路駅からチボリ号に乗車するべく西明石駅へ。目的の電車が7時46分発だと思っていたところ、これが勘違いで41分発、ホームに行くと既に発車後、次の電車ではチボリ号には接続できずアウト。西明石−姫路間を新幹線ですっ飛ばせばチボリ号発車時刻に間に合うので、急遽新幹線利用に。ところがところが、何気なく時刻表を見ると、今日はチボリ号が、ない!毎週末運行しているかに見えるが、一応臨時快速なので、こんな事態に遭遇するわけ。ここで思案、姫路で降りて次の岡山方面の各停に乗車していては福山着が大幅に遅れてしまう。料金が余計にかかるの痛いが、このまま新幹線に乗車していた方が楽だし速い。ということで、結局今日の往路は新幹線。因みに西明石−福山間の特急料金と西明石−福山間のそれは同一金額なので、当然福山まで新幹線で。
福山には9時23分に着。ファンバスの始発が10時15分、まだまだ時間があるので料金はかかるが路線バスで。9時50分頃には競馬場に到着。
競馬場の開門が10時なので、コイン式ゲートの前にシャッターがまだ降りたまま。門前にはそれを待つお客さんがざっと数十人。競馬場の開門待ちというよりは雰囲気的にはパチンコ屋のそれに近い。場内からは従業員さんの始業前のラジオ体操の音楽など聞こえてくる。
そして開門。ダッシュなどせず、ごく普通に入場。出馬表を手に取ると、この様式が変わっている。用紙が小さくなり、表裏で1日の出馬表。では前日の競走成績はというと、これは別紙。こうした出馬表と前日成績表の体裁、そのレイアウトは高知の様式とほぼ同じ。
福山の予想紙3紙のうち、これまで唯一単色刷り(他の2紙は紙名のロゴや1面に朱が入って2色)だった『福山特報』が、一足飛びに1面カラー印刷に。ロゴは青、馬柱は枠色、そして参考レース写真はカラーといった形。慣れないせいもあるが、パッと見どうも毒々しい発色。「旧式のカラーコピーの印刷みたいだな」と後におさるさんと感想を漏らしあう。
今開催は5日開催(通常は6日、今年度は開催日数削減策を実行)だからか、今日は11レース施行。1レース発走を30分繰り上げてのスケジュール。メインレースの桜花賞は第10レースだが、発走時刻は従来と同様。1レースのパドック周回開始が早まっているので、その前に流す前日のレースのリプレイの放映時間も繰り上がっている。この時刻では、チボリ号を利用した場合、来福してファンバスで競馬場に到着する頃には、リプレイは終わってしまって1レースのパドックも後半あたりだろう。
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メインレースまで
第2レースの3歳14組、ここにマツノホープ、モナクマリンの全弟、ビックワンサンセイが登場。ローゼンデーがデビュー戦で今日が2戦目。兄達と同様皮膚の薄そうな栗毛。馬体重478k、やや胴長でボリュームがある体型は、小柄なモナクマリンよりはマツノホープに似ている。まだまだ体質的にパンとしていないのだろう、調教を積んで絞り込む余地を感じさせるやや緩い作り。
「よかった間に合った!」と、ここでふささんが来場。脚立持参。並んでコースにカメラを向ける。
そしてレース、8番枠から発走、ゲートが開くと猛ダッシュ。スピードの絶対値の違いありありといった感じの一気の逃げ。鞍上渡辺jkも抑える気がない模様。後続に大きなリードをつけての道中。三分三厘で1頭追いすがって来て差が詰まるが、この時点で渡辺騎手は手綱を持ったまま。最後の直線では追った方が先にバテてまた独走に。終いだけ気合いを付けられて余裕のゴールで、デビュー戦から2連勝。
サスガに非凡。早く出世して上位に進出して欲しいが、それはまだまだ先のことかと。3月下旬デビューはいかにも遅い。おまけに今年度から賞金が下がって、クラスが上がりにくい状況になっているという・・・
上記第2レース以外はメインまでこれといった見物もなく、馬券勝負。しかし今日は的中率がはかばかしくない。この間にラーメン、焼きそば、チューハイと、いつも通りのメニューを消化。そして昼前におさるさんが来場。因みに西日本アラブ原理主義者の両巨頭、電設の男@ともろうさんとディープさんは、この日はアラブ原理主義者は休業して、"モー娘。原理主義者"として大阪城ホールのライブに行くため福山には現れず。午後になって、大阪在住の全国行脚人、WSさんが焼きそば片手に現れる。ふささんは関東でよくお会いしていたそうで。「今日で今年に入って競馬場16場目。」とのこと。このお方も凄いよなあ。
天気は晴れ。春の暖かい日差しが降り注ぐ。しかし風が強く、馬場の砂がスタンドまで舞い込むのには閉口。馬場状態は良。年度替わりで開催前に砂が補充され、おかげで深く力の要る馬場状態。概して時計はかかっている。砂が深くなると逃げ有利で、後方からの馬が届かなくなるというのが福山のセオリー、とはおさるさんの御教授。このあたり、深いバサバサの良だと逃げ馬に泣きが入る園田とは逆。
※福山桜花賞についてはここからです
さて、メインレースの福山桜花賞。出走馬は内枠より以下の10頭。()内は斤量、騎手。
ダブルシックス(52k、黒川)、ミスターカミサマ(54k、渡辺)、マルサンダイオー(53k、岡崎)、ワールドアイ(54k、嬉)、エイコウライン(53k、石井)、パッピーケイオー(56k、藤本)、イチノキングオ(51k、久保河内)、アローパッション(53k、岡田)、ヨシユキトップ(52k、鋤田)、ホマレスターライツ(56k、片桐)
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パドックから発走まで
パドックに出走馬が登場。そしてここでFUKUさんと合流。二人で各馬を眺める。気候が良くなってきたためか、どの馬の毛艶もなかなかのもの。春の日射しに照らされて、ピカピカに光って見える。こういったあたり、この桜花賞の見物の一つなのだろう。
1番ダブルシックスは大柄な馬体で伸び伸びと。周回を重ねるにつれうるささを増す。
2番がミスターカミサマ。皮膚の薄い栗毛の肌艶は最高。馬体重474kで前走比+4kだが、太い印象は微塵もない伸びやかな胴の作り。いかにも長丁場向きに仕上げてきたという感。ズバリ「良い!」。
3番マルサンダイオー。元来の体型ということもあるが腹回りが太い。まあこんなものかという感じ。とあるお客のオヤジが「3番が最高」と感想を言っていたが、まあ好みの問題か。
4番ワールドアイ。見た目としては平行線。ピーク時に比べれば覇気がないか。例によって黒鹿毛の大柄な馬体の艶は良く、舌はモゴモゴさせている。
5番エイコウラインはそれなりのなかなかの仕上がりかと。良い意味で活気がある。
6番がパッピーケイオー。比較的大人しいが時折走り出すという、最近の彼のパドックの身のこなしに今日も変わりはない。絞りに絞った前走から馬体重を2k戻して493k。凄みとしては前走ローゼンの方が上か。
7番イチノキングオは428kとこの中に入ると一目で分かる小柄な馬格。そのためか特段目を惹くことはない。
8番アローパッション。馬体重+22kだが、これは前走-20kだったところから従来の目方に戻した結果。しかし腹回りがどうも緩んで見えるのが気になるところ。いつもに比べて少しイライラした感じ。
9番ヨシユキトップ。昨秋以来の上り馬で、今回初のA1挑戦。492kの大型馬だが、踏み込みの力強さは相当のもの。いい仕上げだと思う。因みに8番のアローとこのヨシユキトップは共に吉延騎手のお手馬なのだが、肝心の吉延jkは騎乗停止中でどちらも乗り替わり。
そして10番がホマレスターライツ。転入以来2戦は黒メンコだったが、今回は宇都宮時代の後半に着用していた、赤に黒の3本線の入ったメンコを着用。馴染み深い出で立ちで登場。馬体の仕上げ、その見た目は「凄い!」の一言。皮膚の薄い黒鹿毛の肌艶、若干発汗しているためさらに輝いて見える。例によって鶴首になって気合いを迸らせての周回。
騎乗命令がかかる。藤本騎手を乗せるとパッピーに俄然気合いが入る。ホマスタはここでかなりうるさい素振り。
三強の一角.ミスターカミサマ
「長距離上等!」好仕上げ
三強の一角.ホマレスターライツ
「素ん晴らしい!」馴染み深い赤メンコで
本馬場入場から返し馬に。パッピーはダクに入ってゴール板前を通過すると、「ニョエ〜」という感じで伸びをかます。1周はじっくりとダクで、そしてさらに1周キャンター。この一連のパッピーの所作は、藤本騎手が騎乗した時ならではのもの。名コンビ復活を感じさせられる場面である。ホマスタは最後にダクに下ろし、ジワッとしたキャンター。カミサマはやや強めのキャンター。
三強の一角.パッピーケイオー
サブちゃんお帰り!
冒頭で三強対決と記したが、馬券の売れ方はカミサマvsホマスタが二強で、パッピーの人気はやや下といった状況。そのうちでも、長距離実績からか、カミサマからの方が売れている模様。三強のうちでも枠単でパッピーをアタマにすれば、いずれも15倍ほどになる。
ということで、ワシの買い目はパッピーを軸に。重賞での堅実性、距離適性を考えても二強に充分太刀打ちできるという判断、加えて藤本サブちゃん待望の復帰への期待も込めて。パッピーアタマの枠単を勝負馬券に、保険で同じ目の馬連を、以上の4点買い。おさるさんはカミサマ→パッピー。曰く、「ここはすんなりカミサマ−ホマスタでは決まらないんじゃないかなぁ。ありそうなのはカミサマ→パッピーかパッピー→ホマスタだよなあ。まあワタシは今回初志貫徹でカミサマ→パッピーだけれど・・・」ふささんの勝負馬券はカミサマ−パッションの差し差し馬券。「でも何だよアローパッションあの馬体重・・・」「ああでもあれ前走減って戻したの。」「それにしちゃ太かったぞ。」「確かに・・・」といった感じで、さあどうか?
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"The 長丁場!" さあ、レースなり
いよいよレース発走。二二五のスタート地点は4コーナー、一二五のそれと同一地点。ここから丸2周。
ゲートオープン。特に出遅れもなかった模様。ホマスタも普通の発馬か。まずはハナを奪ったのが内からワールドアイ。パッピーも前へ。大外からホマスタも前へ出て、この2頭がほぼ併走の2番手。直後インにカミサマが、後方待機ではない。このインに、逃げると思われた1枠ダブルシックスが行けずに押し込められている。この後ろに、これも逃げ候補と目されたマルサンダイオーが行けずにここ、ヨシユキトップもこのあたり。以降イチノキングオやアローパッション、エイコウラインといった差し馬勢が続く。
各馬1周目をこなしていくが、アタマを取ったワールドアイのペースがかなりスローで、隊列は詰まったまさに団子状態ほぼ一塊り。1周目の向こう流し、ただ1頭行きっぷりが悪くちょっと遅れ気味、これがマルダイ。「あれひょっとしたら鞍ズレしてるんじゃない?」とおさるさんが口にしたほどの不可解な走り。
隊列は2度目の正面スタンド前を通過する。先頭は引き続きワールドアイで、これから1馬身ほど後方、ワールドアイを直前のインに見てパッピー、その外にホマスタ、2頭が併走で2番手。カミサマはパッピーの直後インに。後方待機であるはずのエイコウラインがパッピーの直後に付いている。それくらい先頭から後方まではほとんど差のないビチビチの密集状態。
ゴール板前通過あたりで、ホマスタの外に、差し競馬をするべきアローパッションが早々に上がり、さらにその外、どこをどう押し上がったかマルダイがここまで上昇。パッピーとホマスタはおろか、先頭のワールドアイをも交わしそうな勢いで1コーナーへ。
2周目の直線
パッピーにホマスタ、パッションにマルダイ。先団ギチギチ
レースが動き始めるのは2周目の向こう流し半ば手前。先頭のワールドアイを潰すべく、ホマスタが地力で発進。ワールドの外へ併せに。これにワールドが鞍上嬉jkに叱咤され抵抗、結果として2頭が加速して、三角を前にして後続との差が開く。ワールドの脚が怪しくなりかけた時点で「おおっ!これホマスタ、チ切るんじゃないか?」という予感。
この頃後方では、一旦遅れたパッピーが三角を前にサブちゃんにシバかれながら上昇開始。カミサマは相変わらず好位インにいる模様だが、どうにもこうにもエンジンへの点火が遅いよう、まだまだ来ない。
三分三厘、意外にも粘る内ワールドアイを交わして先頭はホマスタに。そして後方からパッピーが迫りホマスタの外へ。ヨシユキトップが外から上昇、そしてそして、ようやくのことでカミサマが、インコースで押されて押されてワールドの直後にまでやって来る。
最後の直線、先頭ホマスタ、外から追ってパッピーというところ、末脚の爆発したカミサマが、最内のワールドアイとホマスタとの狭い間をまさにブチ割って、並ぶ間もなく一気に先頭へ。あとはゴールめがけてまっしぐら。ホマスタの伸びは鈍り、パッピーがこれを交わしてジリジリと前のカミサマを追う。結局終いは楽走気味のカミサマ、パッピーに3/4馬身の差をつけて優勝のゴール。
ホマスタは3着かというところ、外を追い込んだヨシユキトップ、最後に鞍上鋤田の剛腕一発、これがアタマ差ホマスタを蹴落とし3着で、ホマスタは結局4着。
5着6着は後方からのイチノキングオとエイコウラインでワールドアイは最後はバテたか7着。道中あまりにチクハグな競馬をしたアローパッションとマルサンダイオーは8着9着。逃げられず全くいいところなしのダブルシックスが最下位。
終い突き抜けたカミサマ
ゴールめがけてまっしぐら!
カミサマの真骨頂、狭い間を突き抜けての追い込みに酔った感じ。レース最大のヤマ場、4コーナーでのカミのコース取りをおさるさんと確認しあう。「カミ、どこ抜けました?」とワシ。おさるさんの説明、「ワールドアイが直前のインにいて、その外がホマスタ。一旦カミの渡辺騎手、ワールドの内を狙うように見せかけて、ワールドがガードして最内を閉めるように誘っておいてから、その外のホマスタとの狭い間に突っ込んでる。結果として、自分が砂の深い最内通らなくて済むように運んでる。これが出来るところが(カミと渡辺騎手の)巧いところ。」「それとパッピーに併せないようにしたってことも言えませんか?」「それもあるかも。」ここでふささん、「しかし何でわざわざ狭いところから出てくるのかな?」「そりゃコースロスしたくないからでしょう。」とおさるさん。それにしてもカミサマって馬、ホントに密集に強い。「しかしまあカミはなあ・・・このスローペースでも中団でやっとこさ追走だもんな。そりゃ千八くらいじゃ距離足らんし忙しすぎて駄目だわ。」と、これもおさるさんの見解。
スローペースの長丁場にレース振りが狂う馬もいた中、パッピーはいつも通りの競馬で2着。やはり実力者。最後は内から並ぶ間もなくカミサマにズトンとやられてしまったが、終いは単騎ながらそれなりに伸びている。やっぱり藤本サブちゃんとのコンビはしっくりくるなあ・・・
ホマスタは真っ先にワールドアイを捕まえに行った分、終い保たず、ヨシユキトップにも差されたといったところ。2周目三角手前で後続を大きく引き離したところではこれで決まりかと一瞬思ったが、そうはいかなかった。距離二二五はベストよりやや長いかもしれないが、どうもイマイチピリッとはしない感じ。弱いわけではないものの、かつての怪物振りは想起しにくいという・・・
ホマスタを差したヨシユキトップは今後に期待大。距離二二五が意外と得手のようで。最後の伸びはテン乗り鋤田jkのまさに剛腕。アローパッションは2周目で意外や意外の先団。これは多分思いっ切り掛かったのだろう。岡田騎手、ちょっとマズった?マルサンダイオーの1周目殿も謎。ワールドアイ、結果として逃げさせられて、最後は沈んだが、最近では一番の好走なのではないか?しかしながらこの着外敗退でA1陥落決定か。
ワールドアイ先頭で進んだレースのペースは超スロー。馬群は一団、頭数も10頭と長丁場にしては多頭数。あたかもヨーロッパの長距離戦のような(?)競馬で我慢比べの様相。「道中の展開も何もあったもんじゃない。」とおさるさんは仰ったが、地力とセンスの対決。後半レースが動き出してからは白熱。いやはや見応えがありましたです。
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おわりに
最終レースも終わって帰路。クルマで来福のふささんとは駐車場でお別れ。おさるさんに駅までクルマに乗せてもらう。この途中におさるさんへ電設師から入電。桜花賞の顛末を告げると「そうだったんだ、観たかったなあ・・・」その分今夜はモー娘。観て下さいな。
帰路は岡山−相生間を940円払って新幹線ですっ飛ばす。ものの20分弱で岡山・兵庫県境越えが出来るので、ダイヤが合いさえすればこの手はいいかも。相生で首尾良く新快速に接続して8時前には西明石へ。
福山の次の古馬大一番は、5月27日、全国交流全日本タマツバキ記念アラブ大賞典。今年度から山陽杯が発展的解消し、西日本持ち回りだったタマツバキを引き受けることになったもの。距離は千八、福山スタンダードディスタンス。どう受ける地元勢、何が来襲する他地区勢、今から興味津々である。
とは言うものの、福山の大一番としてしっくり来るのは、やはり長丁場。2600の大賞典を頂点に、桜花賞菊花賞。伝統の古馬二二五戦は、ズバリ「面白い!」その意をさらに強くさせられた、今回の桜花賞だったかな。
2001.4.22 記
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