第31回若草賞観戦報告

 2003.7.21、上山、1300m

はじめに
上山競馬に現存する2歳重賞は、若草賞と若竹賞の2つ。今回観戦したのは、その一つ若草賞。例年7月から8月の間に施行されており、近年では、全国に数あるアラブ2歳重賞の中でも、施行が最も早い重賞となっている。
昨年一昨年の勝者はそれぞれミルフィーユマリモにレビンマサ、いずれもその勝利の後も、当地の世代筆頭として大活躍している馬である。

全国的なアラブ競馬縮小・衰退の傾向、近年「アラブ北の聖地」と呼ばれた上山においても例外ではない。在籍頭数減少のもと、今季3歳以上のアラブは全てサラ戦を走らされており、残されたアラブ限定番組は2歳戦のみとなっている。その2歳戦とて、馬主会補助馬として確保されたものが大半の20頭ほどで、現状何とか成り立っている程度である。
それでも2歳戦の開始は、5月初旬の第2回開催と、従来と遜色なく早かった。まあこの背景には、賞典費の大幅切り下げのもと、少しでも早めに賞金稼いでおきたいという馬主サイドの思惑もあろう。それが、将来あり得る他地区移籍を、より有利に運ぶことに繋がるわけでもあり(勝ち星や獲得賞金を一定の値以上持たぬと転入を受け付けぬ地区もあるそうで)。

当日の概況
昨年の奥の細道大賞典以来の上山行きである。因みにワシ、これまで11回上山遠征しているが、全て古馬重賞観戦が目当てであって、当地の2歳重賞観戦するのは、今回が初である。今回は久々に、寝台特急サンライズ→山形新幹線と乗り継いでの往路。なお復路は、山形→東海道と新幹線乗り継ぎの日帰り旅である。山形到着は10時半前。奥羽本線の上り各停に乗り換えてちょっと引き返し、競馬場最寄りの茂吉記念館前駅まで。11時前に競馬場に入場。
事前の天気予報では、この日の天気はくもりだとずっと告げていたのだが、前日あたりから雨の予報になってしまう。どうやら東北地方に梅雨前線が架かったらしい。残念ながら予報的中で、到着した上山の天候は雨。大した降りではないが、しとしとしっかり雨が落ちている。競馬場の借景とも言うべき蔵王の山並みは、その裾が見えるだけで、頂の方はけぶって隠れてしまっている。蒸して湿気た空気の水分が飽和しての雨ではなく、また日も差さぬので、じめじめとした感じはせず、暑くもない。
が、正午を過ぎると次第に空が明るくなって、雨も小降りになってきた。「やんでくれないかなあ。」とワシ。するとくもぎりまるさん、「大丈夫大丈夫、俺、晴れ男だから。これ以上(天気)ひどくなることないって。」と力強いオコトバ。その通り、1時過ぎ、ちょうど第6競走の頃から、ホントに雨があがって、空の所々で雲が切れ始めてくる。サスガ!
が、前日からの雨で、馬場状態は朝から不良。走路の内から五分どころまで、完全に水が浮いてしまっている。ぐしゃぐしゃ。レースの際、通過する馬たちを見送ると、その後ろ姿、跳ね上げた泥水が作り出す、茶色い水煙の向こうに隠れそうになるほど。
こうなると、砂が流れて浅くなるからか、水の浮いたインコースの方が伸びるライン。先に抜け出して直線インに入った馬が、終いまで脚が保って残し切るレースが多い。通常ならば「好位から外を上昇した連中が終い届く」というのが、上山競馬の特徴・ウリなのだが、この日の傾向はそれとは逆。「何や今日は外(を通った馬)が伸びひん馬場やなあ。」とOkuさんも。

出走メンバーについて
さて、今年の出走メンバーは内枠より以下の9頭。()内は、騎手、性、斤量。
ブルーコマサ(小嶋、牡、54k)、ワタリオーカン(江川、牡、54k)、ナイスダイオー(吉田、牡、54k)、スズノブレーン(庄司、牡、54k)、ナンデダロ(佐藤庄、牡、54k)、ノベライゼーション(秋元、牡、54k)、オールザフレンド(関本淳、牝、53k)、ウイニングフレンド(関本秀、牡、54k)、ジーエスドリーム(板垣、牝、53k)
斤量は牡馬54k牝馬53kの馬齢定量かと。ミスピカピカが枠順確定直前に回避して9頭立て、ちょっと頭数は少なめである。

2歳初戦のあった第2回開催からここまで6開催を消化、各馬の力関係、その輪郭が次第に浮かび上がってきた。最初に勝ち上がったのはウイニングフレンドだったが、その後台頭したのは、この時2着のブルーコマサと3着のワタリオーカン。近3開催の1組戦は両者のワンツーが続いている。3走前こそワタリオーカンが完勝したが、ここ2走はブルーコマサが連勝。いずれも先にワタリオーカンが動いて、ブルーコマサがこれを交わしている。というわけで、ここは完全なる二強対決となった。

パドックから発走まで
そしてパドックに出走馬が登場。
1番がブルーコマサ。ニホンカイユーノス産駒、4戦2勝2着2回。明るい灰色芦毛の体表はベルベットのように滑らか。483kの馬体重通りかなり大柄。若干コロンとした胴回り。「おお、ユーノス産駒にしては随分やる気の感じられる周回ではないかい。6番とはえらい違いやぞ。」と、ひと目見てOku師匠が。その通り、キビキビとした身のこなしで気っぷよく歩いている。それでいて概ねじんわりしており煩さはない。
2番がワタリオーカン。イチヤマオーカン産駒で、今年の荒尾記念馬にして、昨年上山2歳にて上位を張った、あのワタリタキオンの年子の全弟。6戦2勝2着3回3着1回。ずっと鶴首でスッチャスッチャと小走りでの周回、かなり悍性キツそうだが、あの兄の弟なのでこれは納得。赤みの強い栗毛の馬体、その張りは文句なし。脚長な体型も相まって、まさに鋼のようなカラダである。幾分胴は短めだが、太い感じは全くない。
3番ナイスダイオー。ナイスフレンド産駒、4戦1勝3着1回。前走前開催の1組戦をブルー、ワタリに次ぐ3着。キビキビとしてはいるが、鶴首気味で細かい動きが目立ち、やや煩め。ガッチリした箱型でやや太い胴体。ナイスフレンド産駒にはこうしたフォルムの馬が多い(とは、最近やっと気付いた)。鹿毛の馬体の張りはまずまず。
4番スズノブレーン。ニホンカイユーノス産駒、3戦未勝利5着が2回。前走前々開催の1組戦5着。灰色芦毛の毛色は1号馬より黒っぽいが、これもベルベットのよう。胴は短め。踏み込みは浅い。次第に気合いが乗ってきて、これもグッと鶴首気味になってくる。
5番ナンデダロ。ミスタージョージ産駒ながら芦毛、4戦未勝利4着が3回。前走前開催の1組戦4着。馬体重390kの値通り小さい。線が細く胴も詰まり気味、馬体が縮こまった感じで伸びやかなところがない。チャカチャカ煩く、途中立ち止まってイヤイヤをする場面も。
6番ノベライゼーション。ニホンカイユーノス産駒、4戦1勝3着2回。前走前開催の1組戦7着。これも灰色芦毛、滑らかな体表で毛艶は上々。馬体重475kは前走比-5kながら、胴はちょっと重そう。馬体は大きく見せてはいる。ブルーコマサとの比較でOkuさんに持ち出されたように、とにかくやる気なさそうな周回気配。良く言えば大人しいということになろうが。
7番オールザフレンド。ナイスフレンド産駒で、あのエイランボーイの半妹。2戦未勝利3着1回。その3着は前走前々開催の2組戦。馬体重488kで実際大柄なのだが、これが前走比+13k。その値通り、腹回りが太くて緩い。ラインが完全に垂れ下がってしまっている。のんびりと歩いてはいるが、踏み込みも重い。
8番ウイニングフレンド。ナイスフレンド産駒、5戦1勝2着1回3着2回。前走前々開催の1組戦をブルー、ワタリに次ぐ3着。薄い栗毛の毛色だが艶は冴えない。胴はコロンと太めでラインも若干垂れ気味。肩がちょっと低い体型。
9番ジーエスドリーム、ホーエイヒロボーイ産駒、3戦未勝利5着が2回。前走前開催の1組戦5着。首が高い姿勢。その首を振りつつ、気っぷよく、大股での周回。馬体重425kとホーエイ産駒にしては軽量、線も細めだが、腹回りだけはちょっとそれらしく厚みがある。

各々の父馬を記したのは、その構成が実に偏っているから。ユーノス産駒とナイスフレンド産駒が3頭ずつで、それぞれ出走馬の1/3を占めている。加えて芦毛馬が4頭も、いずれもまだ白くなっていない灰色芦毛。
2歳馬、それもデビューから日が浅い時期だからか、気配が煩い馬が目立つ。体型にしても、まだまだコロンとしていて、子供っぽさを残した馬が多い。その中にあって、ワタリオーカンの馬体のシャープさ、剛直さというのが、現時点での完成度の高さを段違いに感じさせ、圧倒的ですらある。「どの馬がよく見えましたか?」と山形シチーさんが問われるので、素直に「ワタリオーカン!」と応えると、曰く、「ワタシもそう思いますよ。あとは気になるのはノベライゼーションかな。馬体はまだまだ太いけれど。三連複の3着候補には。」と。そこでワシは、「ワシは3着候補なら、ナイスフレンド産駒の早熟さを買って、ナイスダイオーかウイニングフレンドですね。」と。

というわけで、ハナシの流れ上、ここでワシの予想。二連勝式では、素直に二強を信頼。ただし、馬複でよりも馬単で裏表買った方が配当高いので、そのように。パドックでの見た目もあって、期待はワタリの方に。そして三連複で、前記の通り、二強にナイスダイオーとウイニングフレンドを加えて、オマケで偉大なる兄に敬意を表してオールザフレンドも。

ブルーコマサ(44KB)
ブルーコマサ、ダクにおろす
滑らかな毛艶の灰色芦毛馬

本馬場入場から返し馬。出走馬が一団になってダクで1周回るのは、2歳のレースらしいところ。が・・・
この最中、事件発生。突然場内が騒然となる。3、4コーナー中間で、よりによってワタリオーカンが、鞍上江川クンを振り落とし放馬。そのままコースを順回りに突っ走ってしまう。厩務員さんたちが一角手前で止めようとするもそれをすり抜け、三角まで走行。馬は結局、勝手に3コーナーの待機所に入って、止まった。
二強の一角のこのアクシデント、さあ問題。「競走除外か?除外か?」「でも売り上げの大半返還せなあかんくなるで、そうはできんやろ。」などとOkuさん山形さん栃さんらと言い合っていると、程なく「馬体検査の結果、異常は認められずそのまま出走。」との場内放送。「まあそうするしかないやろ。」の巻。とはいえワタリオーカンにとっては、これは相当なスタミナロス、レース前からかなりのビハインド抱え込むことに。「(ワタリオーカン)どうなるかなあ。力使ったおかげで行き脚鈍って2番手からになって結果オーライか、それともテンション上がってハナ切っちゃうか、さて。」と山形さんらと。結論は「これで勝てたら大したもんだけれどねえ。」ということ。オッズ的には、この放馬が効いたか、締め切り直前の頃には、ワタリ→ブルーの人気が相当落ちた。

レースなり
レース発走。距離1300m、スタート地点は4コーナー。ここまでの2歳戦は全て800mないし1250m戦だったので、全馬にとってこれは初距離となる。
ゲートが開く。中でナンデダロがアオって大きく出負け。ここで実況の与那覇アナ、「ナンデダロがちょっとダッシュがつきませんでした。何でだろ。」と、くすぐり入れるかのようなフレーズ一発。
さて前では、内のブルーコマサとワタリオーカンが前に出てきて、二強、早々に激突の様相。すぐ外のナイスダイオーもこれに並び掛けて、ゴール板前あたりでは、この3頭がフロント。ウイニングフレンドがナイスダイオーの直後外に追い付いて4番手。ノベライゼーションが内で5番手。大外からジーエスドリームが続き、ノベライゼーションの後ろにスズノブレーン。数馬身あって、内ナンデダロ外オールザフレンドが最後方併走。

1周目(36KB)
最初の正面スタンド前
早速内から二強が先頭へ

一角進入の頃には、先頭は内ブルーコマサ外ワタリオーカンの2頭となる。ナイスダイオーはやや退いたのか遅れたのか、二強からは離れた。このあたり、ナイスダイオーからジーエスドリームまでは一団で好位形成するも、スズノブレーンは遅れ、殿2頭はさらに後方と、9頭かなり縦長になってくる。
「さあここから一騎打ちだね。」「(馬場軽いし)さて、出るかレコード?」などと、山形さん栃さんと言いつつ、見守る1、2コーナー中間地点。見込み通り、ここから二強が、後ろを大きく引き離し、ホンマにマッチレースの形で突っ走り始める。クビほど先んじるのは内ブルーコマサの方。向こう正面でもこの状況は変わらず、後続との差は6馬身はあろうか。
一方の後続各馬。3番手ナイスダイオー、変わらず単走で。ノベライゼーションとウイニングフレンドが内外併走、前のナイスに追いつかんと。ジーエスドリームは2頭から離された。馬場内ビジョンが、ナンデダロが遮二無二押し上げ前に迫る姿を映し出すが、これはようやく前のスズノブレーンやジーエスドリームに取り付くかどうかといったあたり。
二強は併走のまま三分三厘に。後続との差はさらに開いた感じ。「このまま最後の直線勝負か!?」と思われた局面。
が、見込みに反して、レースは意外と早い段階で、呆気なく決する。4コーナーを前に、外からワタリオーカンが、ジワジワッと前に出て、さらにグッと伸び脚披露。ブルーコマサは一瞬抵抗の素振りを見せるも、四角周回で突き放されて万事休す。最後の直線はワタリオーカンの独走。江川クンに叱咤されつつ、終いまでしっかり走り切って、ライバルに4馬身差をつけて、ゴールを駆け抜けた。

ブワタリオーカン(38KB)
ワタリオーカン、独走でゴールへ
赤い栗毛で筋肉バッチリ。この馬は強いぞ!

問題は2着争い。2番手で四角回ったブルーコマサだが、ちょっと脚が鈍ったのか、後続に急接近を許してしまう。ナイスダイオーが内から、直線に入って程なくブルーと馬体が並ぶところまで迫る。直線残り半分を切ると、続いてノベライゼーションが単騎差し込んで、残り50あたり、外ブルーと内ナイスの狭い間に馬体を入れてくる。最後は3頭横並びになって決勝線通過。際どくなったが、結果、2着外、何とか粘ってブルーコマサ。3着中、クビ差ノベライゼーション、4着内、半馬身差ナイスダイオー。
以下、5着ジーエスドリーム、6着ウイニングフレンド、これらは四角まではノベライと一緒に上昇して。ナンデダロは結局スズノブレーンを抜いただけで7着。8着スズノブレーン、最下位大差遅れて殿ママのオールザフレンド。

振り返って、そしておしまい
放馬のアクシデントも関係なし。ワタリオーカン、ルックスから窺われた、完成度の高さそのままの、何とも強い勝ちっぷりだった。大したもんだとホンマに思った。これだけの2歳馬の、これだけのパフォーマンス、観られただけで、今回の上山遠征の意義はあったろう。このレースを勝った先輩たちと同様、今後も活躍・躍進できるか、とても興味深いところだ。現状完成度高いとはいえ、決して超早熟というわけでもないと思われ、また兄ワタリオーカンの活躍を見るに、まだまだ成長の余地はありそう。「まあ父イチヤマオーカンだから、古馬になって以降の底力は疑問だけれどね。」とは、山形シチーさんと同意見だけれど。現状そこまで心配する必要もなかろうな。
ブルーコマサは意外にも、ここでライバルに完敗。近2走見せた、終い競り勝つ姿は見られなかった。が、競走馬生活は始まったばかり、ここでいちいちメゲて悲観する必要もあるまい。ユーノス産駒の伸び頃は、早くとも2歳秋以降というのが相場。今後の伸びしろという点では、ワタリオーカン以上に期待できるとも言えよう。
ノベライゼーションはまずまずの末脚で3着。直線秋元クンが、ブルーコマサの外に併せず内を衝いたのは、この日の馬場傾向に沿った、観る側としても納得の乗り方。逆に言えば、直線インを閉めなかった、ブルーコマサの小嶋久輝騎手の、詰めが甘いということなのだが。
「ワシの3着候補(ナイスダイオー)は4着で山形さんの方が3着かあ。負けたなあ。」と山形シチーさんに振ると、「ダハハ。」と応えて、続けて、「この馬、佐藤茂厩舎で、ペルターブレーブやってた厩務員さん(お名前失念)が手掛けてるんですよ。さあ、これから(ペルターに続いて)新たな芦毛鬼脚伝説が始まるんですよ。」と、冗談とも本音ともつかぬこと、仰った。こう言われると、今後この馬も注目しないわけにはいかないな。

勝ち時計は1分24秒7。期待したレコード更新には、1秒4差と全く及ばなかったが、これは終い叩き合いにならなかったためでもあろうし、拘らなくてもいいことかと。
払い戻し、枠複と馬複はいずれも110円ながら、ワタリ放馬もあって、馬単は320円もついた。裏目のオッズは2.1倍だったので、この馬単はオイシイ。3連複500円は、さらにオイシイ。

レース後の表彰式。お姉さんのインタビューに応える江川クン、その大意は次のような感じ。
「放馬で(お客さんには)心配かけたが、勝ててよかった。いい馬なので、今後も期待できると思う、応援して下さい。」
このコメントを承けて、今回の観戦記、結びへ・・・

皆さんご承知の通り、今季の上山競馬、存廃問題に、揺れ続けている。7月半ばの現時点で、年度当初の主催者の想定を、遙かに上回るペースで、赤字累積が進行しているというう。
2歳重賞の残るもう一方、若竹賞は、10月5日施行予定となってはいる。が、この状況のもと、その時まで、上山競馬が存続していられるか、非常に疑わしくなってきているようだ。「今後も期待できると思う、応援して下さい。」なる、若い一騎手の、ささやかで素直な抱負のことばですら、ここにおいては、空しい。

が、たとえ上山所属ではいられないとしても、ワタリオーカン以下、今日のレースを戦った馬たちの、競走馬生活は続いていくはず。だから、近い将来、どこかの競馬場で、彼ら彼女らの名前を見かけたならば、ちょっと気に留めてやって下さいな。それらが、上山の志を継ぐ、最後の連中です。もしもそいつが立派に活躍していたならば、そこに是非認めてやって下さい。「アラブ北の聖地」の底力、そして誇りを。
と、誰に語りかけるわけでもなく、最後に――

2003.7.31 記

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