2001年、アラブ系重賞観戦報告一覧

1/2、　笠松、アラブギフ大賞典　■

ブレーンワーク、笠松出張で確実に重賞Ｇｅｔ。東海筆頭を狙う。

1/3、　園田、新春賞　■

代打尾林騎乗サンバコール、渾身の差し切り。人馬ともに久々の重賞の美酒。

1/4、　中京、名古屋杯（冬）　■

ブラウンダンディ、名古屋杯三連覇、冬連覇達成の貫禄勝ち。荒尾セイユウ賞へ視界良し。

1/14、 福山、園田・益田・福山交流特別　◆

ユノワンサイドvsフジナミスペシャル、ここは逃げたワンサイドを大名マークのフジナミが直線交わしてＶ。

1/30、 荒尾、全日本セイユウ賞アラブ大賞典　★

岩手の雄メグミダイオー、このレースを勝つべく荒尾移籍。その決断が実を結ぶ日本一。早め押し切り完勝。２着接戦を好位からミスターカミサマ。

2/11、 福山、福山マイラーズカップ　■

パッピーケイオー、アローパッションとの競り合いを制す。鞍上野田、パッピーをシバき倒す。

2/25、福山、キングカップ　■

フジナミスペシャル、今回は逃げて楽勝。ユノワンサイド、好位からの競馬が裏目で連敗。

2/26、 足利、織姫賞　■・サ

イーシーキング、並み居る北関東のサラＯＰ馬を捲り差しで圧倒。サラ重賞２勝目。「バケモノだ〜！」の強さ。

3/4、　佐賀、西日本アラブ大賞典　◆

荒天、泥馬場。ワシュウジョージ、自力差しでメグミダイオーにリベンジ。荒尾セイユウ賞で屈した借りを返す。

3/20、 福山、ローゼンホーマ記念　■

ホマレスターライツ、福山転入後初勝利も、大健闘スマノボーイの終い故障・競走中止で後味悪いものに。

3/21、 姫路、福姫交流　◇

園田ボールドヒリュウ、フジナミスペシャルとの叩き合いを制す。負かした相手は後のＡＧＰホースと福山三冠馬。稀にみるハイレベルの福姫。

4/1、　高知、南国桜花賞　■

サウンドマスター、好位から先手先手のレース運びで勝利。２着スマノガッサン、またしても重賞を勝てず。

4/15、 福山、福山桜花賞　■

福山名物二二五。一団・密集の展開から、ミスターカミサマが馬群をブチ割り豪快にＶ。２着渋太くパッピー。

4/18、 園田、フクパーク記念　■

クールテツオー、逃げて終いさらに後続を突き放す、９馬身差の圧倒的勝利でまず一冠。

5/1、　園田、兵庫大賞典　■

ワシュウジョージ、逃げ粘るハッコーディオスを差して蹴落とす。後輩の躍進を許さず、まさに仁王立ち。

5/4、　金沢、黒百合賞　■

４歳素質馬エステイヒーロー、好位から早め抜け出しで重賞初勝利。ベテラン山中jkのアグレッシブな騎乗。

5/5、　名古屋、名古屋杯（春）　■

笠松クラボクモン、捲って溜めて終いさらに伸びる二段脚、春の重賞三タテの勝利。２着はこれも３連続でマルカシード。

5/6、　佐賀、九州アラブ王冠賞　◆

本命トチノグレイス、差し切って連覇。２着鮫島キングダイオー、二角でスパートの奇襲策。

5/27、 福山、全日本タマツバキ記念アラブ大賞典　★

上山ペルターブレーブ、直線怒濤の追い込みで日本一に。上山所属馬初の偉業。２着逃げ粘ってパッピー。枠単270倍の万馬券。

6/3、　三条、銀蹄賞　■

当地の荒ぶる筆頭ストロングゲイル、先行抜け出しで盤石Ｖ。終焉近い新潟公営、最期の巨星の輝きか。

6/6、　園田、楠賞 全日本アラブ優駿　★

不良馬場。人気薄ガバナマイウェー、本命クールテツオーの逃げにビッタリ、終い交わしてビックリ優勝。２着福山ダービー馬ユノワンサイド。波乱。

6/10、 福山、瀬戸内賞　★

各地から３歳中央補助馬が集い"裏アラブ優駿"状態。兵庫の準ＯＰ格エルパシオン、太の好リードで好位抜け出しＶ。

6/17、 荒尾、九州アラブグランプリ　◆

メグミダイオー不在の中、元兵庫のシャインマンリーが押し切る。２着ミスターナタリー３着スーパージョージは共に佐賀勢。

6/24、 金沢、セイユウ記念アラブグランプリ　★

大一番続きで有力馬は疲労蓄積での消耗戦。好位勢が早めに動く死闘を制したのはワシュウジョージ。２着ベールを脱いだ"東海の秘密兵器"マリンレオ。

7/1、　福山、銀杯　■

フジナミスペシャル、停滞ムードを断ち切る先行押し切り。大型牝馬シュウホウウイークが今後へ期待を繋ぐ２着。

7/10、 上山、仙台七夕まつり賞　■

不動の本命マルハチフレンド、まさかの３着敗退。勝ったのは終始先行で綺麗にまとめたムーンライトブルー。

7/22、 金沢、農協牛乳杯　■

３歳牝馬ダイリンフラワ、十八番の捲り一気でイセイチフブキ以下古馬を粉砕。恐るべき素質。

8/5、　福山、ビーナス賞　□・牝

福山で年に一度、牝馬の晴れ舞台。上山ＯＧドリーミング、転入２戦目、バックで軽く寄せて快勝。

8/11、 荒尾、アラブ大賞典　◆

佐賀スーパージョージwith鮫島、ケレン味たっぷりの大捲りで圧勝、ステイヤーぶりを発揮。２着シャインマンリー。

8/15、 福山、金杯　■

灼熱のマイル戦線総決算、ドリーミングが圧倒的強さで君臨。２着辛うじてのホマスタ。復活モナクマリンは保たず４着。

8/16、 上山、日本海記念　■

ペルターブレーブ、絶対に間に合わぬと思われた展開を、直線驚愕の追い込み、キッチリ抜け出す完勝。「凄いものを観てしまった・・・」

8/17、 笠松、笠松オールカマー　■・混

アラブ優勢の見立ても、勝ったのは安勝騎乗のサラ３歳牝馬オグリパピー。ショウリイットー、競り負けて２着。

8/31、 笠松、アラブスプリンターカップ　■

短距離という特性が活きていない地味な重賞。名古屋ブレーンワークが格下相手にちゃっかり奪取。

9/2、　金沢、中京スポーツ賞　■

ダイリンフラワの破壊力は、ホーエチャンピオンをも撃破する。一方のホーエは自らがハナを切らされる慣れぬ展開に苦しみ惜敗。

9/15、 荒尾、荒尾記念　◆

佐賀ニシケンシーザー、脚を溜めて逃げ切り勝ち。地元コウザンシンオー、追いすがるも及ばす。

9/23、 上山、かかしまつり賞　■

ペルターブレーブ三連覇濃厚のムードをうち破ったのは、気まぐれムーンライトブルー。早め先頭からホマレエリートとの叩き合いを制する。

10/10、園田、園田金盃　■・混

ワシュウジョージ、サラを向こうに回して、バック発進三分三厘突き放すいつもの競馬で圧勝。先行粘ったタカライデンのハナ差４着が惜しい。

10/14、金沢、アラブ大賞典　■

不動の本命ダイリンフラワを封じたのは、笠松出身サクセスフレンド。道中他馬に絡まれながらも押し切る。距離不安も跳ね返す。

10/21、福山、鞆の浦賞　■

ユノワンサイド、格段の成長を見せつける早め抜け出しＶで二冠目。２着にシュウホウウイークが突っ込んで、フジナミスペシャルは３着。

10/24、姫路、姫山菊花賞　■

クールテツオー、徹底逃げで上り馬ノースパークを問題にせず、兵庫二冠達成。２着好位差しのシューティング。

10/28、高知、荒鷲賞　■

三強対決。トサノキュータが鞍上徳留の好騎乗で内を鋭く衝いて差し切り勝ち。２着ハナサキボタン３着プレシャスボーイ、三強で決着。

11/4、 福山、福山３歳牝馬特別　■・牝

シュウホウウイーク、３歳牝馬筆頭の面目を保つ。ムラッ気ゴージャパンの差し込みにＧ前ヒヤリ。

11/11、福山、福山菊花賞　■

魔女ドリーミング回避。テン乗り黒川セブンアトム、マイペースの逃げで二二五を乗り切り、悲願の重賞初勝利。

11/14、姫路、白鷺賞　■

ハッコーディオス、絶妙のスロー逃げで王者ワシュウジョージの差しを封じ、一矢報いる。自身は市川賞以来の重賞Ｖ。

11/18、福山、ヤングチャンピオン　■

ホワイトキャンプ、デビュー時よりの差し脚質、ダイニアキフジを交わして勝利。

11/20、上山、奥の細道大賞典　■

アオイリュウセイ、２周目バックから捲って押し切る。ペルターブレーブ、三連覇はならず。鞍上冨樫、現役ラスト騎乗も罵声を浴びて。

11/23、福山、全日本アラブグランプリ　★

フジナミスペシャル、絶好の先行外３番手から抜け出して３歳秋の王者に。逃げたユノワンサイドは直線競り負け惜敗。

12/5、 園田、ケイエスヨシゼン引退式　○

岩田騎手を背にコースを１周、ファンに見送られて舞台を去る。最期までヨシゼンらしい仕草で。

12/9、 福山、全日本２歳アラブ優駿　★

上山レビンマサ、完成度高い好位差しで先行ダイニアキフジをＧ前競り落としての２歳日本一。

12/12、名古屋、シルバー争覇　■

充実一途マリンレオ、先代王者ブラウンダンディ必殺の差しに詰め寄られるもキッチリＶ。強い！

12/16、福山、アラブ王冠　■

ユノワンサイド、力強く三角先頭で福山３歳三冠達成。フジナミスペシャルは逃げて辛うじて２着死守。

12/24、高知、銀の鞍賞　■

福山帰りのヒダカシュウホウ、差し切りＶ。大本命マルチタイガーはハイペースの先行争いに巻き込まれ敗退。

12/29、笠松、ジュニアキング　■

ナニワレディー、好位抜け出しで重賞連覇。２着アイシスエールで名古屋勢ワンツー。

12/31、荒尾、ファン選抜アラブチャンピオン　■

メグミダイオー、早め先頭押し切りで完勝。浮き沈みもあった１年を最良の形で締め括る。